回数 |
タイトル |
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講師 |
第1回 |
「外国人から見た東京の魅力」 |
日本国内でインバウンド観光振興が叫ばれる今。欧米人の視点から見た、観光資源としての日本の魅力と弱点に迫ります。 |
桐谷エリザベス |
第2回 |
「世界最大の武士の町・江戸」 |
百万人の人口を抱える江戸の町は、当時世界最大の都市でした。その過半は武士とその家族ですが、どんな生活を送っていたのでしょうか。外国人にも馴染みの深い江戸のサムライの実像を解説します。 |
安藤 優一郎 |
第3回 |
「花街で生まれたトレンディな遊びと文化」 |
我が国における遊女の濫觴を平安時代の東淀川の「江口の君」や「遊女塚」に探り、源平合戦から豊臣秀吉による全国平定と戦乱の集結がもたらした京・大坂の遊廓、江戸の発展に伴う遊廓その他遊里の栄枯衰勢を辿りながら、遊里を舞台に育まれ今日にも通じる文化や遊びを訪ねます。 |
富士松 松栄太夫 |
第4回 |
「江戸のころから、寺社は観光名所だった」 |
江戸を訪れたには外国人の眼には、お寺の中に神社があったり、飲食店が多数立ち並ぶ光景は理解に苦しむものでした。その成り立ちや、江戸っ子の信仰心理、寺社の境内が江戸のエンタメ街と化していた様子などをご紹介します。 |
安藤 優一郎 |
第5回 |
「浄瑠璃・都都逸・新内など、芸能の魅力」 |
伝統邦楽は「語り物音楽(浄瑠璃)」と「唄い物音楽」に分類され、浄瑠璃はさらに「義太夫」と「豊後節系浄瑠璃」に分類されます。浄瑠璃は物語の筋を三味線の伴奏で語る形式をとり、役者や操り人形を使った「浄瑠璃芝居」、あるいは素語り演奏など、伝統芸能に大きな地保を築いてきました。絵図、写真、音声で「江戸東京の芸と音」を伝えます。 |
富士松 松栄太夫 |
第6回 |
「浮世絵と木版画技術の発展」 |
鈴木春信らを中心とした江戸における吾妻錦絵の誕生と、清長や歌麿の美人画、勝川派の役者絵や相撲絵、北斎や広重の風景画など、浮世絵のさまざまなジャンルの発達をご紹介します。また外国人と浮世絵について、米国において、どのように受入れられたのかなどについても、お話しします。 |
小山 周子 |
第7回 |
「江戸の胃袋、100万人の食の秘密」 |
100万もの人口を誇る江戸が、一年を通して質・量ともに豊かな食材を、いかに集めては消費したかを、さまざまなエピソードやリサイクルの話題を交えて紹介します。 |
田中 実穂 |
第8回 |
「ビジュアルな絵図で江戸・東京の変貌を訪ねる」 |
在りし日の江戸を記録している資料に切絵図や浮世絵がありますが、その絵図を解釈することで、外国人の脳裏にも江戸の姿を浮かび上がらせることができます。街歩きには欠かせない切絵図などの読み解き方をご紹介します。 |
安藤 優一郎 |