各施設や機関の多言語化
最近はインバウンド観光振興が活発化しているおかげで、以前と比べると外国人向けの標識は充実してきています。空港や地下鉄などははるかに外国人にとって使いやすくなったと思います。日本の複雑な地下鉄も路線ごとの色分けと標識の多言語化や駅の番号化で今では多くの外国人を車内で見かけます。ただ交通機関でまだ外国人の受け入れ体制が不十分であると思われるのがバスです。乗り方の案内や表示・アナウンスの外国語化などはまだバス業界では進んでおらず今後の課題です。
また、交通機関以外では博物館、美術館の外国語による説明や案内が足りていないところが多いということです。特に欧米人などは博物館や美術館が好きなのに日本語がわからないため、結局利用することがありません。せっかくの観光資源も受け入れ体制が整っていないために多くの旅行者を逃してしまっているということがあるのです。
欧米人が求めるものとは?
国別に見るとやはり、観光のポイントや興味を持つものが変わってきます。例えば中国人は日本の歴史や日本の技術に大変興味があります。ですので、博物館に行ったり、電気店での買い物というのがすごく人気があります。一方私のような欧米人は、日本の伝統的な職人の仕事や下町風景、日本の文化にすごく興味があり、欧米人は自分の国にはないものを見たり、体験したりすることに関心があります。
例えば、日本のお風呂の文化はとても興味深いもので、シャワーで済ましてしまう欧米人にとってなぜここまでお風呂にこだわるのかと考えます。私も銭湯が好きでよく行くそうですが、友人が日本に来日したときも必ず銭湯に連れて行きます。その際には日本のお風呂の歴史や、銭湯ができた理由などを説明してあげることが重要です。
欧米人は知識の必要ないものには興味がなく、なぜ?やどうして?と思うようなことには大変興味があります。日本人が普段当たり前と思っていることが、外国人からすると変わっているということがたくさんあります。そういうところに友人を連れて行くと大変喜ばれます。欧米人は焼き鳥が好きですが、新宿のガード下の赤提灯がぶら下がっているようなお店は外国人にとっては本当にいいですね。
また、本当に日本の文化を体験したり知りたいときには日本人のガイドさんが必要だと思います。でもガイドさんに日本文化の背景や歴史を教えてもらうときに、年号や人の名前よりも歴史の流れやエピソード、日本人の考え方などを教えてもらえる方がわかりやすく大変いいと思います。なぜ?と思うことに対する答えのような説明がとても重要です。
私達は旅行を通して自分の生活に刺激を与えたり、新しいことを体験して人生を豊かにしたいと思っています。昔の旅行はただ観光地を見るだけでよかったかもしれませんが、現在の旅行は多様化しており見るだけでは満足できません。インターネットを使えば、現地に行かなくても写真や動画でみることができるのです。実際に観光地まで赴き、そこでさらに何か体験をすることに意味があります。私達は友人にお土産を買って帰るよりも、現地で経験した驚くべきことやエピソードを友人達に話したいと思うのです。
ぜひこれからも多くの外国人旅行者に東京の豊富な魅力を見せてあげてください。
○東京の魅力は、古いものと新しいものの混在
・築地は楽しい
○外国人の観光
・国別で見たいものは異なる
・どの国をターゲットにするか。
・欧米人は、職人のスタジオを見たい
○欧米人は、安いものが良い
・滞在期間は、1か月、6週間と長い。
・だから、交通費も安いものを選択。
・買い物はしない
○数字は嫌い?・日本人は、どうして数字ばかりで説明するの?
○欧米人が欲しがる情報とは?
・どうして江戸時代があったの?
・何が起きたの?
・本当に聞きたいことを教えてくれない日本人。
○何故、銭湯があるの?
・風呂敷は、お風呂に行くための道具。
・富士山の絵がないとつまらない。
○会席料理は、おいしくない。
・いつも天ぷらばかりでは、
・どんぶり
・焼き鳥
・赤提灯
○体験ツアーがしたい
・坊ちゃんの松山といっても興味ない
・和菓子づくり体験は、最高の想い出
○お台場で犬のレンタル
○日本人はつまらない
・いつもお天気の話ばかり
○桐谷さんのお勧め観光コース
・安くて、絶対喜ばれる
・秋葉原は、当然として、意外なところが、・・・・・
・デパートなら・・・・・・。
・早起きしたら・・・・・
・ホテルなら・・・・・
○日本伝統文化の体験
・お茶をただ飲んだり、できあがったお花を見るだけではつまらない、
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