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●明治時代になり外国からの文化が入ってくると、各花街の芸者業界に影響を及ぼすようになります。カフェーと呼ばれるホステスがいる喫茶店の出現や、洋風スタイルの流行により、芸者業は衰退していきます。その後は芸者も時代の波に乗り、スタイルを少しずつ変えていきます。モダン芸者と呼ばれ、レコード芸者やダンス芸者というものが生まれました。そのレコード芸者から派生し、お座敷唄ブームが起こります。第1次お座敷唄ブームは昭和10年頃で、戦争を挟んだ後、昭和25年に第2次お座敷唄ブームが起こります。それはだいたい昭和40年頃まで続きました。その後は大きな発展はなく現在に続いています。