2011年3月11日に発生した「東北地方太平洋沖地震」は、 東北・関東地方に未曾有の被害を与えたところであり、現在、被害者の救済、被災地の復旧や日本経済・社会全体の再生が課題となっています。
また今後、通訳案内士は、海外から寄せられた地震や放射能等に関する不安に対し、正確な知識に基づいて、説明し、応えられるようにしていく必要があると思います。
当交流塾では、こうした事態を正確に理解できるように、本セミナーを開催します。
日時
2011年4月22日(金)13時15分~16時30分
JICA地球ひろば403号室(地下鉄広尾駅徒歩1分) (地図はこちら)
・第1部 13時15分~14時45分
講演「原子力発電所の事故と放射線・放射能を正しく理解するために」
原発事故に関し、様々な報道があふれています。しかし、一般の人には、「α線、β線、γ線等の放射線とは何か」「放射能とは、何か」、「放射能が人体に与える影響のメカニズム」、「被爆量と健康」等、大事なことが、必ずしも良くわかりません。放射線等技術の専門家から、専門知識・用語について、客観的に分りやすく説明していただきます。
講師紹介:伊瀬洋昭(いせひろあき)氏
大阪大学大学院基礎工学研究科修士課程修了、東京都公害研究所(環境科学研究所)、都立アイソトープ総合研究所を経て、地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター企画課長等を歴任。現在、製品開発支援ラボマネージャー。東京工業大学非常勤講師。
・第2部 15時~16時15分
意見交換会「被災地の現状と課題」、「外国人観光客を受け入れるために、今後どうすべきか」
現地を訪問した方、家族等が現地にいる方等からの情報交換を通じて、「今何が起きているのか、今、何が必要なのか」を考えます。
また、3月、4月の訪日観光客は、キャンセルが相次ぎ、日本のインバウンドは、戦後最悪の状況にあります。こうした苦境を乗り越える考え方を話し合います。
会費
NPO日本文化体験交流塾会員 1,000円
一般 2,000円
【申し込み】
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