NPO日本文化体験交流塾 IJCEE Institute for Japanese Cultural Exchange and Experience

富士山と河口湖・西湖

山梨地域探訪(その1)

申し込み方法

こちらのIJCEEウェブショップからお申込ください。
お問合せは、アドレス info@ijcee.com、電話090-1607-5099(米原)、080-3313-1107(菊地)

久保田一竹美術館

 東京近郊で最も魅力的な美術館であり、とりわけ、欧米人にとっては、見たこともない美の世界であると思う。欧米からも多くの客が訪問するが、事前の計画では1時間の鑑賞時間であっても、本当に1時間で帰った団体はないという。予定時間が来て、バスを出発させようとすると、客の誰かが戻っていない。着物を鑑賞したり、また庭を散策しているのである。そこで、その誰かを探して、やっとバスに連れてかえったら、また別の誰かがいなくなっている。結局、例外なく1時間半はかかると、言う。
 着物が山水草木の景色に染まり、太陽や月の光、鳥や蝶の動き、雲や雪がまるで立体的に浮かび上がっている様は、正に日本の美に違いない。今回は、約2時間をかけ、羽田一弥氏の解説により、徹底研究を行います。

小佐野 常夫氏

 国土交通省は、「五感に訴える町おこし」カリスマと呼ぶ。「観る」、「聴く」、「味わう」、「嗅ぐ」、「触る」の全ての五感で楽しむ観光を提言し、実践した。いくら富士山が美しくとも、それを眺めるだけでは、何日も滞在する人は少ない。この20年で、観光地やリゾート地を訪問する人のニーズが、「観るだけの人(Just Looking)」から、「何かをするために来る人(Something to do)」へと大きく変化している。こうした傾向を踏まえ、全国でも最も早く体験を観光振興に取り入れたのが、小佐野氏であり、その人物との語らいは、観光とは何かを知ることになる。(参考:国土交通省小佐野氏紹介ページ

小佐野常夫氏近影

前のページへ戻る

地域探訪シリーズトップへ