1 主催:日本文化体験交流塾
2 日時:2009年3月25日(水)9時45分~16時30分
3 会場:北とぴあ(北区王子1-11-1、王子駅北口より2分)、ほか
◆落語「王子の狐」
ある男が王子の原で、狐が若い娘に化けるのを見た。誰を化かすのだろうと、周りを見回すと自分一人しかいない。化かされるくらいなら、こちらから化かしてやろうと算段し、「お玉ちゃん」と、声を掛けて料理屋”扇屋”に入る。二階の部屋に入り上座に座らせ、あぶらげでなく天ぷらを注文。男は刺身と酒を頼んで、差しつ差されつ、やっているとお玉ちゃんは安心して酔いつぶれ、床の間を枕に寝込んでしまう。見計らった男はお土産の卵焼きをもらって、ドロンしてしまった。
だいぶ寝込んだお玉ちゃんを起こしに行った女中が、お連れはもう帰ってしまったし、お勘定はあなた様からもらえと言われたと告げると、ビックリしたお玉ちゃん、尻尾を出してしまう。それを見た女中はもっと驚いて、階段を股が裂けるほどの勢いで飛び降りてご注進。みんなで上がって見ると狐が考え込んでいた。部屋の狐をとっちめてやろうと 棒きれを持って飛び込むと、狐は必死に逃げ回り追いつめられると、”狐の最後っぺ”を発射して這々の体で逃げ延びた。
そこに主人が帰って来た。この話を聞いて、「お稲荷さんのお使いに何と言うことをしたのだ。誰のおかげで、この店があるんだ。厄払いにお稲荷さんにお詫びに行くぞ」。
翌日、謝りに狐と会った所に手土産を持って訪ねると、子狐が遊んでいた。子狐に事情を話し、お詫びの印だと土産を渡す。 さんざんいじめられて苦しんでいる母狐に、今人間がきて謝りながらこれを置いていったと渡す。「人間て執念深いんだね」と警戒しながら開けてみると、美味しそうなぼた餅が出てきた。子狐は盛んにほしがるが、母狐は「いけないよ。馬の糞かもしれない」。
【料金と申し込み】
定員:先着45名様
・一般の方
受講料:5,000円(昼食代、甘味代、入館料込み)
・NPO日本文化体験交流塾会員の方
受講料:4,300円(昼食代、甘味代、入館料込み)
「講座の申し込み方法」
左ボタンのページで、クレジットカードにより、事前に受講券をお求めください。
なお、万一、そのページでご注文が出来なかった場合は、「ご希望の講座・セミナー名」「お名前」「住所」「電話番号」をお書きになり、
info@ijcee.comまでメールを送信ください。あわせて銀行口座、「三菱東京UFJ銀行神保町支店 特定非営利活動法人 日本文化体験交流塾 理事長 米原亮三 (ニホンブンカタイケンコウリュウジュク リジチョウ ヨネハラリョウゾウ) 普通口座0017886」までお振込みいただきますと、メールにより受講券を発行します。