NPO日本文化体験交流塾

2007年

日本文化体験交流塾、これまでの経緯をご説明します。

1:日本文化体験交流塾は、「国際人のための江戸・東京文化講座」を開催している日本文化体験交流会が成長・発展して、2008年4月、生まれました。現在は、任意団体ですが、4月3日、NPO法人の認証申請を東京都に提出し、会としては、公益法人の気持ちで運営されています。
日本文化体験交流塾のプログラム・コーディネータである米原亮三は、都の事業の責任者として、また、日本文化体験・交流研究会のアドバイザーとして、一貫して指導を行ってきました。

2:日本文化体験交流会は、日本文化体験交流研究会の外国人部会が、2007年7月に活動を開始して、それが発展・成長して、生まれたものです。

3:日本文化体験・交流研究会は、首都大学東京の講座や東京都産業労働局観光部が主催した観光まちづくり、プランナー塾卒業生が中心となって活動する自主的な研究会を母体とした活動です。研究会は、神楽坂、千住、葛飾、赤坂、番町等様々な地域で活動している人たちの情報交換組織です。これまで、7回開催され、旅行作家、通訳案内士、旅行代理店の役員、元旅行雑誌編集長等を講師として、お招きして、研究活動を実施していました。


1:観光まちづくり東京プランナー塾http://www.kanko.metro.tokyo.jp/public/gyosei_news_01.html
2:国際観光都市・東京講座http://www.kanko.metro.tokyo.jp/public/gyosei_news_05.html
3:「日本文化体験・交流研究会」について(平成19年5月15日)
~趣旨~
パリやロンドン、ローマ等の欧米諸都市には歴史豊かな文化蓄積があり、多くの外国人観光客が訪問していますが、日本にも魅力的な文化蓄積があります。例えば、布団や炬燵等調度品を変えるだけで、多目的に使用できる和風建築は、四季の変化に対応可能で環境にも優しい暮らし方として、優れています。また、陶器、漆器、着物等の工芸品は美術的にも素晴らしく、茶道、華道などの伝統文化、美味しくて多様な食文化は、国際的にもアピールできる魅力を秘めています。しかし、東京には、外国人が日本文化を体験する機会が意外と少ないのが現状です。そこで、伝統文化を学び、また日本文化を的確に内外に発信するためには、日本文化体験や街歩きツアーなど、どのような取組みが有効かを研究するとともに、実践を視野に入れた活動を行います。

日時 内容
5月28日(月)
19時~
・京都視察の報告(その1)
基調報告:「日本伝統文化体験・交流事業について」梶浦 秀樹(株式会社庵 代表取締役)
・活動報告「奥の細道大学、旅立ちクルージング」櫟原 文夫(NPO法人芭蕉翁おくの細道ネットワーク)
「神楽坂における体験・交流プログラムの現状と今後」山下 修(NPO法人粋なまちづくり倶楽部 理事)
6月11日(月)
19時~
・基調報告
「国際交流と観光通訳案内の現状と課題」辻村聖子氏 
・「人形による国際交流」等で国際交流活動を長く実践。現(社)日本観光通訳協会常務理事
・活動報告「TOKYO 2006池袋国際アートフェスティバルについて」サンケイB&Gnetwork支局員 木川るりこ
6月25日(月)
19時~
・活動報告
「旧安田邸の一般公開運営手法について」今堀 正代(財)ナショナルトラスト プロパティマネージャー)
7月9日(月)
19時~
・基調報告
「ヨーロッパの観光事業報告」秋山 秀一(東京成徳短期大学教授・日本旅行作家協会評議員)
・活動報告
・神楽坂「まち飛びフェスタ」(NPO粋なまちづくり倶楽部 副理事長 日置圭子氏)
・「着物着付け部会」、「外国人体験部会」の設置
9月3日 ・基調報告 
(株)JTB常務取締役 清水 愼一氏「観光と地域活性化の新戦略」
9月25日 ・基調報告 
・HISエクスペリエンス・ジャパン代表取締役社長 野々山 桂氏 「外国人の日本文化体験事業戦略について」
10月15日 ・基調報告 
・ジャラン編集長 今村まゆみ氏 「どのように情報発信すると良いか、ハウツウを教えます」

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