公害の街からエコの街へ 川崎市スタディツアー
川崎は、1960年代、甚大な大気汚染により喘息患者が続出した、日本有数の公害の街でした。しかし、企業、行政、市民の連携、努力により、二酸化硫黄の平均値も0.08ppmから、0.01ppm以下へと改善され、きれいな水と空気が魅力の街に生まれ変わりました。
今日、経済成長とに伴う生活環境の悪化、深刻な問題となっています。中国をはじめ、急速な経済成長を遂げたアジア各国は、環境先進国日本に大きな関心を寄せています。日本の産業文化を紹介する観光に取り組んできた日本文化体験交流塾が計画するスタディツアーに参加してみませんか。
日時・集合
3月19日(金)
川崎駅改札時計台前集合(9時15分)
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視察
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川崎駅前解散(17時30分ごろ予定)
スケジュール詳細
・10時00分~11時15分 川崎市環境局浮島処理センター
公害防止のための厳しい排出基準に対応している、ごみ焼却施設。粗大ごみを含む廃棄物の再資源化と一般ごみの分別等、資源の有効かつ長期的利用への取り組みが行われている。また、隣接地に国内最大級の太陽光発電所の建設が予定されており(2011年運転開始予定)、地区全体が低炭素社会に向けたモデル地区として注目されている。
・11時30分~13時15分 川崎マリエンにて昼食と展望
川崎港のシンボルタワーの10階の展望室から360度の展望が得られます。川崎港や川崎の都市建設がよくわかり、横浜、羽田空港、房総半島、三浦半島、そして富士山も見えます。
・13時30分~15時 東京電力川崎火力発電所
熱効率は、世界最高水準の59%まで高め、かつ二酸化炭素排出量を従来の約25%まで削減した。また、発電に使用した後の蒸気を周辺工場に供給するシステムも導入。米国業界専門誌(パワーエンジニアリングマガジン)08年最優秀ガス発電プラントに選出された。また日経BP社の選ぶ、第1回エコ番付2008年では、大関を受賞した。
・15時30分~17時 川崎ゼロ・エミッション工業団地
1997年、全国第1号のエコタウンとして認定された、排出物(エミッション)ゼロを目指す川崎市のシンボルともいえる団地。1:紙類廃棄物を団地内で収集し、再生。2:プラスチックは、燃料として使用、3:焼却施設の廃熱エネルギーへの再利用、4:水の高度利用など、企業間の連携による排出物の再利用、再資源化などの取り組みが行われている。今回は、難再生古紙のリサイクル工場等を見学します。
会費
6,000円(一般)
4,800円(NPO日本文化体験交流塾会員)
定員 30名
※ツアー料金に含まれるもの:交通費、昼食費・飲物
申し込み方法
・講座を受講したい方は、以下のCartよりお支払いください。
川崎市スタディツアー
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お問合せ
山田 貴子 Tel:080-6542-9483 E-mail:t.yamada@y5.dion.ne.jp