NPO日本文化体験交流塾 IJCEE Institute for Japanese Cultural Exchange and Experience

保里先生と行くウォーキング研修会

日本橋まち歩き

江戸の商業の中心地であった日本橋。今日、歴史と現代技術が交差・融合するこの地域は、銀座や心斎橋、四条通りなどと共通する、都市型街歩きガイドの基本的な要素が豊富にあります。

日時

2011年7月4日(月) 9時45分~16時15分(定員15名)

※希望者が多い時は、午前・午後を入れ替えたスケジュールも実施します。

集合

日本橋・三越デパート地下・熈代照覧(きだいしょうらん)前にて9時45分集合

※熈代照覧(下図)は、1999年ベルリン東洋美術館で発見されました。日本橋繁昌絵巻として、三越前駅地下コンコースに1.5倍の大きさ約17mに複製絵巻を展示しています。

熈代照覧画像

スケジュール

◆第1部 保里陽子先生と歩く日本橋界隈 9時45分~12時30分

 老舗と最新の再開発ビル、こうした一見異なるけれど、底流にある日本文化の伝統。こうした要素をどう伝えたら、外国人に楽しんでいただけるか、ゼネラルトピックの名手、保里陽子先生とともに、街歩きガイドの基本を学びます。

・訪問予定:三越デパート、日本橋、一石橋、三井タワー、COREDO室町、山本海苔店等

・現地調査を重ねてきた通訳案内士の藤本志都さんと和田千草さんとが、ナビゲータとして、保里先生をサポートします。

日本橋画像

◆第2部 日本橋老舗&モダン訪問 13時45分~16時15分

 高速道路の影となった日本橋、今やビル街となった商業地域は、残念ながら外観上あまり歴史が感ぜられません。個々の店舗を訪問し、お店の方々の説明を受けて初めて、伝統文化の蓄積、日本人の創造性が理解できます。日本文化の継承・発展・創造の現場を訪ねます。

・ナビゲータ:藤本さん、和田さん

◎小津和紙(株) 小津ギャラリー、史料館

1653年、伊勢松阪から出発した紙問屋「小津」には、日本橋商人の姿が見られます。また、明治・大正・昭和と、紙の原料の輸入など、現代でのトップ企業として、生き抜いてきた歴史も展示の責任者である松浦さんから解説を受けます。また、重要無形文化財の数々を鑑賞するとともに、1階の店舗では、ラッピングの著書も出版している中村さんから、外国人に喜ばれる紙製品の数々をレクチャーしていただきます。

小津和紙画像

◎パソナグループ本部「アーバンファーム」見学

江戸時代、世界一の都市人口であった江戸を支えたのは、日本の豊かな農業生産でした。パソナは、新しい農業を目指し、様々な取り組みを進めています。本部のオフィス内の天井や壁では80種類以上の果樹・野菜が育ち、ベランダ・外壁では200種以上の植物が栽培されています。自然との共生という日本文化の伝統が新しい形で継承されています。担当者の説明つきで見学します。

アーバンファーム画像

受講料 好評につき満席となりました

4,800円(一般)

3,800円(NPO法人日本文化体験交流塾会員)

定員 15名

講師紹介

◆保里陽子氏

University of Arizona 英語教授法修士課程卒業、日本文化体験交流塾理事。ゼネラルトピックを含めた話題の豊富さ、英語のうまさでは定評のあるトップレベルの通訳案内士

なるほど陽子の@JAPAN」は、人気ブログである。

お問合せ

info@ijcee.com または、090-1607-5099(米原)、080-3313-1107(菊地)まで

当日連絡先 藤本志都 080-5175-0776 和田千草 090-2761-0551

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